《赤い铃》歌词

[00:00:00] 赤い鈴 - あさき (asaki)

[00:00:15] 詞：あさき

[00:00:30] 曲：あさき

[00:00:46] 夕暮れ 遠くに伸びる

[00:00:47] 長い二人の影を目で追いながら

[00:00:50] 手をつないで帰った

[00:00:52] 鳴る小さな 小さな 鈴の音

[00:00:54] 一様に並んでいる鳩時計と

[00:00:57] 一緒に鳴るよ

[00:01:00] りんりりぃん

[00:01:01] 響く小さな小さな音

[00:01:11] ある朝 彼はお偉いさん

[00:01:13] 「君は僕がいなくても

[00:01:15] 平気ですか?」

[00:01:16] 震えるその手から漏れている

[00:01:18] 堂々巡りの迷妄

[00:01:20] とても汚い色をした

[00:01:23] 吐き気を催す丹の笑み

[00:01:26] りんりりぃん

[00:01:27] 響く彼女の鈴の音

[00:01:29] 白装束の老婆が背中で笑う

[00:01:33] そうさ ぺろりと 舌出しながら

[00:01:38] 「右手は空へ 左手は海へ捨て

[00:01:42] 立派に蒼天仰げよ!」

[00:01:45] と論う鴉たちは右へならえ

[00:01:47] 至極是当然と並べ立てた理想と

[00:01:50] 幸せは雨催い

[00:01:51] 茫漠と広がり解ける

[00:01:55] 耳元で囁く

[00:01:57] 「鬼さんこちら

[00:01:58] 手の鳴るほうへ」

[00:02:01] 白雲消えていく

[00:02:41] 「嘘をつくキサマらの舌なんて

[00:02:44] チョン切って捨ててやる!

[00:02:46] ずっと待つんだ

[00:02:48] 彼を待つんだ」

[00:02:51] 見えぬ聞こえぬ

[00:02:52] 「何もないほうがいい」と笑う

[00:02:55] 金魚鉢に写る彼女は

[00:02:57] くるくる流れる

[00:02:59] 「お元気ですか?」

[00:03:00] 彼女の手紙 ある日を

[00:03:02] 境に途絶えた

[00:03:04] 何度目かの緑雨に

[00:03:06] 染まる鳥が風をつれてきた

[00:03:08] でもいない

[00:03:09] あの子は黙して音色

[00:03:12] あの飴色空

[00:03:14] 影を延ばすことは無いでしょう

[00:03:18] 鈴は鳴り響く

[00:03:21] 「僕は帰ってきたよ!」

[00:03:23] 鴉の喚声 暮色に消ゆ

[00:03:25] 彼は走った!そして涙こらえて

[00:03:29] そっと扉開けた

[00:03:32] そこには 彼女の時をのせた

[00:03:35] 鈴の音だけが