《命の降る郷》歌词

[00:00:00] 命の降る郷 - Liz Triangle (リズ トライアングル)

[00:00:08] 萃まる想い胸に秘め

[00:00:13] 空に流れゆく言の葉

[00:00:18] 一夜限りの百鬼夜行

[00:00:24] 人の息吹に触れる

[00:00:44] 道に伸びる影法師

[00:00:47] 人の気に誘われて

[00:00:51] 足取り早く向かうは

[00:00:54] 祭りに靡く幼子

[00:00:58] 宴の夜には花火

[00:01:02] 健気に消えはせずに

[00:01:05] 夏の息吹を感じる

[00:01:08] 此処が夢の里

[00:01:12] ざわめく森を背にして

[00:01:16] 集うは胡蝶は夢すら捨て果て

[00:01:19] 愛し悲し

[00:01:22] 過去も今も捨て去り騒げ

[00:01:29] 杯捧げ(ただ酒を酌み)

[00:01:33] 声を張り上げ(唄いあう)

[00:01:37] 夢か現か幻か

[00:01:39] (この幻は)魂の故郷よ

[00:01:49] 鬼の居ぬ間の宴に

[00:01:52] 人は心を食む

[00:01:55] 名も知らぬ古き友よ

[00:01:59] 心根の優しき者

[00:02:03] 揺れる紫陽花の花が

[00:02:06] 雨の季節を告げる

[00:02:09] 潤いも過ぎれば毒

[00:02:13] どれも夢の後

[00:02:17] 幾度の夜を超えて

[00:02:20] 草場に溜まる露から霧へと

[00:02:24] 退かず満ちず

[00:02:27] 雲間に映る月に吼える

[00:02:35] 宴に夢一つ(月を肴に)

[00:02:39] 言葉は要らず(笑みを噛む)

[00:02:43] 唄い騒ぎし星の下(この星の下)

[00:02:47] 同じ夜空を仰ぐ

[00:02:50] 変わる事無く(移ろいもせず)

[00:02:53] 迷う事無く(夢想う)

[00:02:57] 夢か常世か現世か

[00:03:00] (この現世は)魂の故郷よ

[00:03:04] 杯に映り揺らぐ月を砕く

[00:03:12] 萃まる夢幻百鬼夜行

[00:03:15] 巡り巡る宴に乗せて

[00:03:19] 人も妖も隔て無く

[00:03:22] 唯々酒を酌む

[00:03:26] 月夜も宴もまだ宵の口

[00:03:29] 人の波もまだは引きはせず

[00:03:32] 一期一会今この時を

[00:03:36] 楽しまねば損でしょう？

[00:04:14] 別れの時よ(今際の鐘よ)

[00:04:17] 刹那に生きよ(人の子よ)

[00:04:21] 唄い騒ぎ酒を酌む

[00:04:24] ただ酒を飲む

[00:04:25] 嗚呼生きる意味と知れ

[00:04:27] (この杯は)乾く事無く

[00:04:31] (喉を潤す)命たれ

[00:04:34] 萃まる夢の想い込め

[00:04:38] 朝露へと消える

[00:04:41] 夢か現かこの幻想は

[00:04:46] 集う命の降る郷