《NUKUMORI》歌词

[00:03:51] ぬくもり - 伊藤多賀之

[00:03:51] 词：伊藤多賀之

[00:03:51] 曲：伊藤多賀之

[00:03:51] 毎日朝の電車の中で

[00:03:51] 僕の目の前に座るあの娘は誰だろう

[00:03:51] いつも僕を見つめ微笑んでいる

[00:03:51] 70歳ぐらいの老人女性

[00:03:51] ヒザまでのストッキングに

[00:03:51] またその奥の白い影

[00:03:51] はっきり言います 気持ち悪いです

[00:03:51] でも僕はあなたのその笑顔しか目に入らない

[00:03:51] １２歳の僕はあなたの虜

[00:03:51] 年の差がどれだけあろうが構わない

[00:03:51] 子供だって出来なくてもいい

[00:03:51] 毎日ご飯と煮物だけの食事になったとしても

[00:03:51] あの人と暮らせればそれでいい

[00:03:51] ある日の事 ここはあの禁断の場所

[00:03:51] 子供の僕にはちょっと

[00:03:51] ドキドキもんのシルバーシート

[00:03:51] 老人立ってたら 譲らねばならぬお決まり

[00:03:51] だけどいざとなったら寝たフリすればいい

[00:03:51] とそんな時 早速乗り込んできた老人一人

[00:03:51] しかもこっちに来るぞ 早く寝たフリしろ

[00:03:51] 僕がずっと劇団ひまわりのように

[00:03:51] 寝たフリしていたら

[00:03:51] 隣の人が席を譲ってあげていた

[00:03:51] 僕はほっとしてまた劇団なみに

[00:03:51] あくびしながら今起きたフリする

[00:03:51] そして隣をちらッと見ると

[00:03:51] 僕の心臓いきなりボーン

[00:03:51] なんと僕の愛するおばあちゃんがそこに

[00:03:51] このまま僕は死んでも構わない

[00:03:51] あの人が隣に座ってるだけでなく

[00:03:51] 頭が僕の方に寄り掛かっている

[00:03:51] ちょっと線香くさいけど

[00:03:51] よほど疲れてるんだね

[00:03:51] おやすみ おばあちゃん

[00:03:51] その後僕が体験したことは

[00:03:51] とても とても とても信じられない事

[00:03:51] 寝ていると思っていた

[00:03:51] おばあちゃんの頭のぬくもりが

[00:03:51] だんだんと冷たくなってゆくのは何故