《六等星の灯 (六等星之灯)》歌词

[00:00:12] 眠たい目をこすって生まれた僕等は

[00:00:20] プラチナの指輪のオマケみたいだ

[00:00:26] 付属品の僕と付属品の君が

[00:00:33] 彷徨うちっぽけなサイドストーリー

[00:00:39] オリオン座が見下ろす廃れた街の隅で

[00:00:45] アスファルトに投げつけた抱えた希望 過去の失望

[00:00:52] 砕け散る日々が煌めく

[00:00:55] それが乱反射して眩しさに泣いた

[00:00:59] 仰いだ空 誰も知らない星を探したよ

[00:01:05] 与えられたストーリー

[00:01:08] 演じ切ったとしたら

[00:01:12] エンドロール 僕等は笑えるだろうか

[00:01:18] ひとつだけの地球に

[00:01:21] 70億の意識が溢れて溺れそうだ

[00:01:41] 耳を澄まし 目を凝らし

[00:01:44] そこらじゅうあさって

[00:01:47] ここに居る理由や意味を探し回った

[00:01:53] 誰もが個々の意識の檻の中

[00:02:00] 時計を抱いて歳を取って終わっていくのに

[00:02:06] 価値や意味を求めた

[00:02:09] 椅子を奪い合う様に

[00:02:13] いつからか僕等もまた

[00:02:16] ナイフを握って震えていた

[00:02:19] 「奪いたくなんてないのに」

[00:02:23] ひとつずつ椅子は埋まってこれが最後か

[00:02:27] 泣き喚いた 白い手がナイフを突き出していた

[00:02:33] 縋りついたストーリー

[00:02:37] 夢見ていたヒーロー

[00:02:41] そんな役は僕には与えられなかった

[00:02:47] 忘れられないように

[00:02:51] 記憶の行間で僕は叫ぶよ

[00:02:57] 酒臭い終電の車内

[00:03:01] 迎えの無いロータリー前

[00:03:04] 行き交う雑踏の中

[00:03:07] 液晶パネルの向こう

[00:03:11] 居場所を探し続ける

[00:03:14] 笑う 君 確かに煌めく

[00:03:17] 続いていく まだ行けるか？

[00:03:20] 青い地平線の上

[00:03:25] せめてこの唄が鼓膜を揺らしたら

[00:03:31] 僕等の居場所は照らされるだろうか

[00:03:37] 守り抜いたストーリー

[00:03:41] どこまで届くかな

[00:03:44] 綺麗じゃなくたっていい

[00:03:47] ここに在る証明

[00:03:51] 広すぎる空でちっぽけな僕等の灯が

[00:03:58] かき消されないように