《空木ノ穹》歌词

[00:00:00] 螺旋の階を駆けて

[00:00:06] 幾多の夜が逆巻く空木の穹

[00:00:15] 「空木ノ穹」

[00:00:17] 作詞∶日山尚

[00:00:19] 作/編曲∶MANYO

[00:00:21] 歌∶霜月はるか·真理絵

[00:00:24] 古の御代より　嗚呼　救いなど無く

[00:00:29] 唯　死に縋り　奪い合う慈悲

[00:00:35] 歪んだ片笑みが　世界さえ塗り替えて

[00:00:40] 闘う為の舞台を飾る

[00:00:46] 刻は来りて

[00:00:49] 天の声が鐘を鳴らし　誰を導く

[00:00:58] 螺旋の階の奥で　乾いた蝶が崩れる様は

[00:01:09] 十六夜の月の如く　欠けた命の危うき美しさよ

[00:01:32] 蝋で封じられし　亡者等の言の葉

[00:01:37] 残るは一つ　奪い合う羽

[00:01:43] 無数の抜け殻は　兵の成れの果て

[00:01:49] 闘う為の刃は此処に

[00:01:55] 刻は過ぎ去る

[00:01:58] 月を割りて灰を散らせ　紅き焔で

[00:02:06] 十字路に蔓延る影は　

[00:02:11] 痛みも楽も知らず彷徨う

[00:02:17] 陽炎の風の如く　

[00:02:22] 在り得ぬ心満たす空白のゆめ

[00:02:37] 誰かが　掴んだ脚　嘆きの沼

[00:03:04] 刻を隔てて

[00:03:07] 其の想いが闇を払い　君と繋がる

[00:03:15] 螺旋の境界を曝け　骨に絡んだ泥の人形

[00:03:27] 有明の月の如く　少女の刃　妖しく耀きて

[00:03:39] 螺旋の階を駆けて　幾多の夜を鎖した嵐

[00:03:49] 永久に続くならば　せめて照らせよ

[00:03:58] 届かぬ空木の穹