《花の色》歌词

[00:00:00] 花の色 (花之色) - ななみ (NANAMI)

[00:00:07] 詞：ななみ

[00:00:14] 曲：ななみ

[00:00:22] あの日もらった悔しさは

[00:00:26] 硬い拳と今もこのポケットの中

[00:00:36] 冷めた目で夢を見て

[00:00:41] そんなとこだけ

[00:00:43] 無駄に大人になったんだ

[00:00:50] ほったらかしにしたままの

[00:00:52] 少し飲み残した缶ビール

[00:00:53] いつからか灰皿に変わり

[00:00:55] 日々をただ上書きしていく

[00:00:57] 何ヶ月ぶりかに開いた

[00:00:59] 重いカーテンの向こう側で

[00:01:01] 咲いた庭の花の色

[00:01:08] 「名誉も地位もいらない」

[00:01:13] あの日の僕はそう叫んでた

[00:01:17] 頬に伝う熱い涙の色

[00:01:22] 社会の事情も知らない

[00:01:28] そんな僕の言葉は

[00:01:32] ただの綺麗ごとなのかもしれない

[00:01:44] 今日も満員電車は不満の溜まり場

[00:01:52] 息を止めていたいほど

[00:01:58] 家へ続く帰り道

[00:02:03] どこまでも続く夜の入口に変わる

[00:02:12] 読みかけてすぐに辞めた

[00:02:14] ポジティブになれるらしい本の

[00:02:16] 著者は絶対僕みたいに

[00:02:17] ネガティブな奴に違いないな

[00:02:19] いっそバカになった方が

[00:02:21] 傷つかなくていいらしいけど

[00:02:23] 僕は君に負けたくない

[00:02:30] 「名誉も地位もいらない」

[00:02:36] 結果ばかりを求める奴は

[00:02:40] 権力に負けた結果そのもの

[00:02:45] 他の名前は知らない

[00:02:50] 数字ばかりを気にして

[00:02:54] 僕の名が数字に変わらないように

[00:03:13] 「名誉も地位もいらない」

[00:03:19] あの日の僕が流した涙

[00:03:22] それこそ忘れかけてた花の色

[00:03:27] 社会の事情も知らない

[00:03:33] そんな僕の言葉が

[00:03:37] どうか綺麗ごとで

[00:03:41] ありませんように