《祇園祭》歌词

[00:00:00] 祇園祭

[00:00:01] 作詞: 谷村新司

[00:00:03] 作曲: 谷村新司

[00:00:57] 化野をぬけて 清滝へ向かう

[00:01:02] 祇園祭りの遠ばやしを

[00:01:08] 逃がれるように 宿につけば

[00:01:13] 心細さもつのる

[00:01:20] 渡月の橋を 渡りきるまでは

[00:01:26] 振り向いちゃいけない

[00:01:28] 自分の過去だけは

[00:01:31] 真顔になった君は去年

[00:01:37] 確かにこの宿にいた

[00:01:43] あー宵山の 人波にまぎれて

[00:01:54] あー握りしめた 君の手を覚えてる今も

[00:02:12] 祇王の夢と祇女の涙

[00:02:18] 庭に佇み夕暮れまで

[00:02:24] 悲しすぎるわ女はいつも

[00:02:29] 男の為に生きてくなんて

[00:02:36] 結婚するより このままの方が

[00:02:42] 一生懸命 生きれるみたいと

[00:02:47] つぶやく君は 僕よりずっと

[00:02:52] 大きく見えた旅の宿

[00:02:58] あー宵山の 人波にのまれて

[00:03:10] あー流れてゆけ

[00:03:17] 若すぎる恋の痣よ

[00:03:37] 風の噂に聞くこともない

[00:03:43] 祇園祭りに さらわれたまま

[00:03:49] 君の写真も少し黄ばんで

[00:03:54] 僕もいくつか年老いた

[00:04:00] もっと男で いられたならば

[00:04:06] 君も女でいられたならば

[00:04:12] 恋に走れたあの年の夏

[00:04:17] 帰ることない暑い夏

[00:04:23] あー宵山の 人波のどこかを

[00:04:35] あー愛している

[00:04:42] あの人も流れているだろう

[00:04:49] あー祇園祭りの 遠ばやしが聞こえる

[00:05:01] あーあの日のまま あーあの日のまま

[00:05:13] あーあの日のまま あーあの日のまま