找歌词就来最浮云

《能く在る輪廻と猫の噺》歌词

所属专辑: 歌手: 骨盤P&まふまふ 时长: 03:57
能く在る輪廻と猫の噺

[00:00:14] 華やかな大通りの

[00:00:17] 棄てられた蝙蝠傘の下

[00:00:26] 草臥れた尻尾上げて

[00:00:29] 毛繕う黒猫在りました

[00:00:44] 「ちょいと道往く其処の御嬢さん

[00:00:46] 御出で此処らで一つ話ましょう

[00:00:50] 猫は云う

[00:00:51] 「今日の噺は

[00:00:52] そうだ昔に路端で聞いた

[00:00:56] 愉快な悲恋など」

[00:00:59] 「昔交わらざる身の上の淡い

[00:01:01] 恋に溺れた烏と兎が居ました

[00:01:05] 「叶わない夢なのでしょう?

[00:01:08] オキノドクサマ」

[00:01:10] 「いいえ、冷たい旅路の果てに

[00:01:14] 二匹身体を捨てて結ばれたのです」

[00:01:18] 「なんだか可笑しな噺ね」

[00:01:35] 薄芽吹く街路樹を

[00:01:38] 眺め見るハイカラ服の横

[00:01:47] 草臥れた尻尾振って

[00:01:50] 手を招く黒猫在りました

[00:02:05] 「此れは何時かの可愛い御嬢さん

[00:02:08] 今日はも一つ噺聴かせましょう」

[00:02:11] 猫は云う

[00:02:12] 「そうだな今日は、ええと

[00:02:14] 嫉妬の炎に舞った

[00:02:17] 醜い蝶の噺」

[00:02:19] 「そして番を離れた揚羽は曾て

[00:02:23] 愛した雄を喰い荒らしました」

[00:02:26] 「どうやら有り触れた寓話のようね

[00:02:29] オアイニクサマ」

[00:02:31] 「いいえ、痛快なる喜劇には

[00:02:35] 惨たらしい落ちが付き物なのです」

[00:02:38] 「なんだか報われない噺ね」

[00:02:56] 「やあや、またまた逢った。御嬢さん、

[00:02:58] 今日は最後に一つ聴かせましょう」

[00:03:02] 猫は問う、嗄れた声で

[00:03:04] 「御存知だろうか百回生きた

[00:03:08] お喋り猫の噺」

[00:03:10] 「時に歓天喜地の夜も

[00:03:14] 又は老少不定、異域之鬼の代も

[00:03:18] 「成程話題には欠かないようね」

[00:03:21] ゴシュウショウサマ」

[00:03:22] 振り返る先に猫は無く

[00:03:25] 街の風に揺れる雨傘カラカラ

[00:03:29] 「なんだか不可思議な噺ね、嗚呼」

[00:03:35] 娘は哂う「今宵は雨かしら」