《エルの肖像》歌词

[00:00:02] 5.エルの肖像

[00:00:23] 白い結晶の宝石は 風を纏って踊る

[00:00:43] 黒い瞳孔(め)の少年は 風を掃って通る

[00:00:53] 樹氷の並木道 深い森の廃屋

[00:01:04] 少年が見つけた 少女の肖像画

[00:01:14] 『彼』は病的に白い 『彼女』に恋をしてしまった…

[00:01:25] 幼い筆跡の署名(Sign) 妙に歪な題名(Title)は

[00:01:35] 【最愛の娘エリスの八つの誕生日に…】

[00:01:53] 退廃(Decadence)へと至る幻想 背徳を紡ぎ続ける恋物語(Romance)

[00:01:58] 痛みを抱く為に生まれてくる 哀しみ

[00:02:15] やがて少年は彼の《理想》(idea"L")を求めるだろう…

[00:02:22] やがて少年は彼の《鍵穴》(keyho"L"e)を見つけるだろう…

[00:02:35] やがて少年は彼の《少女》(gir"L")を見つけるだろう…

[00:02:42] 娘もまた母になり 娘を産むのならば

[00:02:58] 始まりの扉と 終わりの扉の狭間で

[00:03:05] 惹かれ合う『E』(EL)と『A』(ABYSS)──愛憎の肖像

[00:03:12] 禁断に手を染め 幾度も恋に堕ちてゆく

[00:03:18] 求め合う『E』(EVA)と『A』(ADAM)──愛憎の肖像

[00:03:26] やがて少年は♂(オトコ)の為に自らを殺し 少女は♀(オンナ)の為に自らを殺す

[00:03:39] ──幾度となく『E』(Elysion)が魅せる幻影 それは失ったはずの『E』(Eden)の面影

[00:03:46] 嗚呼…その美しき不毛の世界は 幾つの幻想を疾らせてゆくのだろう──