《家(うち)に帰ろう(マイスイートホーム)》歌词

[00:00:00] ケツメイシ - 家に帰ろう

[00:00:18] 作詞：ケツメイシ

[00:00:20] 作曲：ケツメイシ

[00:00:24] 久しぶりに見る　ドアのカギ穴

[00:00:26] 擦れた跡が増えていったほどの

[00:00:29] 時は流れ　解き放て

[00:00:32] 過去が詰まってる　親が待ってる

[00:00:36] 俺が育ったルーツのかけら

[00:00:39] 拾い集めるほどの宝

[00:00:41] 久しぶりに眺めに来た

[00:00:44] 俺はここで育ってきた

[00:00:50] 色あせたソファーのとなりは

[00:00:53] 立てかけたギターがそのまま

[00:00:56] 変わらずに　相変わらずに

[00:00:59] ホコリをかぶったままの姿

[00:01:02] 捨てたはずの　あのポスターの

[00:01:04] 俺の部屋のカベに残した跡

[00:01:07] 指でなぞり　指折り数えてた

[00:01:10] 一人暮らし憧れた部屋

[00:01:13] 今では母の手も加わり

[00:01:16] 見慣れないカーテンを開き

[00:01:19] 懐かしい香り　懐かしい景色

[00:01:22] 窓の外　空見上げたびたび

[00:01:25] 吸ったタバコ　親にナイショで

[00:01:28] 隠したアルミ製の灰皿も

[00:01:31] 隠した場所にそのまま

[00:01:33] 俺の帰りを待つよう　置いたままに

[00:01:40] 家に帰ろう　俺のルーツ残した部屋に

[00:01:51] 会いに行こう　俺を育て守った家に

[00:02:06] 行ったり来たりの実家はいつか

[00:02:09] いつでもいけるさと足が遠のいた

[00:02:12] のんびり暮らす　なんて隠居暮らし始めて

[00:02:15] 俺は俺でこっち毎夜　仕事まみれで

[00:02:18] ますます会う機会すらもなく

[00:02:20] だが心配はいらね　俺自身磨きツヤをだす

[00:02:24] いつしか俺も酒を飲める年になって

[00:02:27] 久しぶりに会って　語ったり　わかりあってたっけ？

[00:02:30] やっぱ俺の　戻るところは　ここなんだろう

[00:02:32] ベランダの花々はいまだ変わらないが

[00:02:35] 俺のベッド　机は今はどこかへ

[00:02:38] じゅうたんのへこみだけが　それ覚えてる

[00:02:41] 鳥のいない　鳥かごは　部屋のスミに置かれ

[00:02:44] 窓の外の景色　建ち並ぶビルに　呑まれ

[00:02:47] 変わってゆく　少しずつ

[00:02:49] それは俺わかっているが

[00:02:50] 空気　匂い　気持ちは　何も変わらない

[00:02:54] 遠い空の下　吹く風が優しくて　今

[00:03:05] 思い出の日々や　懐かしい声がこだまする

[00:03:19] 何も変わらない生活は幸せか？

[00:03:22] 答えが出ないまま時流れた

[00:03:26] 勢いか憧れか　少し大人びた俺　家を出た

[00:03:31] 何もわからずただ進む

[00:03:33] そんな日々がこの町を包む

[00:03:36] 新しい家具に囲まれ

[00:03:38] 疲れた顔写す　窓の外　夢続く

[00:03:43] 「ただいま」久しぶりに響いた

[00:03:46] 廊下の床　変わらずきしんだ

[00:03:49] 「おかえり」と父と母

[00:03:52] また太った犬の「ハナ」

[00:03:54] 今では　気兼ねなく

[00:03:57] 話せる親からも逃げてた

[00:04:00] 少し片付けられた部屋では

[00:04:03] くすんだ白い天井見上げた

[00:04:07] 寝ころんだベッドの下

[00:04:09] 埃かぶったアルバムが出てきた

[00:04:13] そして秘密の宝箱

[00:04:15] 今じゃガラクタもあの頃の夢のあと

[00:04:18] きれいな貝殻　ラムネの玉

[00:04:21] ギザ十に鳴らないオルゴール

[00:04:24] 遠くになる音色　運ぶただの木の箱も

[00:04:28] 懐かしい風を呼ぶ

[00:04:33] 家に帰ろう　俺のルーツ残した部屋に

[00:04:44] 会いに行こう　俺を育て守った家に

[00:05:52] 終わり

[00:05:52] 終わり