《雨上がりにもう一度キスをして》歌词

[00:00:13] 作詞：桑田佳祐

[00:00:15] 作曲：桑田佳祐

[00:00:19] 燃える夏の太陽が

[00:00:24] 眩し過ぎたせいかしら

[00:00:28] 胸を焦がす恋なんて

[00:00:32] 今じゃお伽噺か冗談ね

[00:00:45] 惚れた腫れたの仲よりも

[00:00:50] ずっと孤独なほうが好き

[00:00:54] もう惨めな恋なんて

[00:00:58] ドラマだけの“お涙頂戴”ね

[00:01:04] 夏昼下がりのモーテルで

[00:01:08] 陽に灼けた身体を愛し合い

[00:01:13] 茅ヶ崎あたりのローカルは

[00:01:17] 今も口説き文句はこう言うの

[00:01:22] 「雨上がりにもう一度キスをして」

[00:01:26] 寄り添うような二人のシルエット

[00:01:31] 悲しい事も今じゃ素敵な

[00:01:36] 想い出になったけど

[00:01:40] 「あの虹の彼方へと連れてって」

[00:01:45] 永遠（とわ）に見果てぬ青い空へ

[00:01:49] 本当に何も怖くなかった

[00:01:54] あの頃は風まかせ

[00:02:06] 青い鳥が逃げたのも

[00:02:11] 運命（さだめ）と他人（ひと）は言うけれど

[00:02:15] いつの世にも神様が

[00:02:19] 決めた粋な未来が待っている

[00:02:25] 出逢ったばかりのアイドルは

[00:02:29] 忘られぬあの日も海にいた

[00:02:34] ため息まじりにライバルも

[00:02:38] 熱い砂を枕にこう言うの

[00:02:43] 「夢の中へもう一度逢いにきて」

[00:02:47] そして感じて風は Velvet

[00:02:52] サヨナラしてもあなた一人の

[00:02:57] 幸せ祈っていた

[00:03:01] 「仲直りに笑顔で抱き寄せて」

[00:03:06] でも二度と逢えるはずもない

[00:03:10] 過去へと続く扉を叩き

[00:03:15] 降りしきる涙雨

[00:03:58] 「雨上がりにもう一度キスをして」

[00:04:03] 寄り添うような二人のシルエット

[00:04:07] 行き交う他人のよく似た仕草

[00:04:12] 面影に苛（さいな）まれ

[00:04:16] 「時間（とき）よ情熱の灯は消さないで」

[00:04:21] 青春は二度と帰らない

[00:04:25] 振り向かないで涙をふいて

[00:04:30] 明日へと翔び立とう

[00:04:35] あの頃は風まかせ

[00:04:40] 明日へと翔び立とう

[00:05:09] 終わり

[00:05:09] 終わり