《セカイの调律した祈り》歌词

[00:00:01] 違えるな 無に還る 崇高なるその扉を

[00:00:06] 思いだせ この場所まで堕ちた修復できぬ傷を

[00:00:11] 擬似的な天球は その役割終焉るだろう

[00:00:16] 夜が来る 静寂を殺して────

[00:00:31] 何かを穿き違えてる 一筋の光があったとして

[00:00:41] それを ah... 享受するのは

[00:00:46] いつだって他の誰かだったでしょう？

[00:00:51] みんな壊せばいいのに

[00:00:56] 叫べ 天衝く程の声で

[00:01:01] 無風の死へのEpigram

[00:01:06] 調律した祈りは千億の扉閉ざし 境界は消し飛ぶ

[00:01:16] 新約は生まれない いつか望んだままに死ね

[00:01:39] きっと見誤ってる 甘美なる世界があったとして

[00:01:49] それを ah... 維持する心力

[00:01:54] そんなものは持ち合わせていないでしょう？

[00:01:59] もっと己を知ればいい

[00:02:04] そして ここから狂い叫べ

[00:02:09] 敗者のためのEpigram

[00:02:14] 調律した祈りは千億の告解をも 尽く撥ねつけ

[00:02:24] 旧約は崩れゆく いつか求めたままに死ね

[00:02:29] 世界にさえも疎まれ傷つけられて さあ眠りなさい

[00:02:39] 思い出せよお前はすぐ騙されるぞ 迷ったなら考えずに殺せ

[00:02:44] あの日みたく手首切れば痛みはもう増えなくなるのだから

[00:02:49] 決して空を見るな私こそが 生を選び底を這う姿だ

[00:02:54] 見先の幻想を追い道を誤ればお前までこうなるのだ もう、戻れない────

[00:03:11] 自分に償いたい そう願っていた、ずっと

[00:03:21] この場所で終わらせよう 悲劇を絶とう

[00:03:32] 違えるな 無に還る 崇高なるその扉を

[00:03:37] 思いだせ この場所まで堕ちた修復できぬ傷を

[00:03:42] 私はそう 今ここであなたにこそ告げるために

[00:03:47] 最悪の物語を終えて……

[00:03:52] 生きていても 何かを我慢して

[00:03:57] 消えない傷抱えて ただ日々を耐えゆくだけだ

[00:04:33] 『生きていても幸せなんて掴めない。

[00:04:36] 独特の表現でそう訴え続ける老婆は、

[00:04:40] その言葉を体現するように濁った瞳をしていた。

[00:04:45] 彼女の生に何があったのかは知る由もない。

[00:04:48] けれど、無様で滑稽なその姿の中にも自分の影をみつけ、

[00:04:55] 少女は体を震わせる……』

[00:04:59] 「────そう、これもひとつの可能性なのです」