《海月》歌词

[00:00:00] 水色の照明に照らされて

[00:00:06] 最初から嘘でできたこの世界で

[00:00:15] 私はたゆたっている

[00:00:19] 分厚いガラスの向こう側のベンチで

[00:00:25] 平日のまばらな人の中で

[00:00:29] 君は無表情でいる

[00:00:36] 見つめあうことじゃなくて

[00:00:42] 抱きしめあうことじゃなくて

[00:00:48] 君は孤独に恋をした 恋をした

[00:01:03] 安全と退屈に守られたプールで

[00:01:09] 描いている当たり前な未来の順路に

[00:01:14] 君は無関係なまま

[00:01:21] 繰り返す波のような 満ちてゆく月のような

[00:01:33] 君のリズムに恋をした 恋をした

[00:01:44] わかってるから

[00:01:49] 別々の世界で生きてる君にこの声が届かないこと

[00:02:01] あふれ出る涙も

[00:02:06] ゆらゆら溶けて何一つ残らないこと

[00:02:18] 水色の照明に照らされて

[00:02:24] どこまでも嘘でできたこの世界で

[00:02:30] 分厚いガラスの向こう側のベンチで

[00:02:37] 永遠の平行線をたどって

[00:03:06] ねえ 笑ってほしいって 名前を呼んでほしいって

[00:03:12] どうやって伝えたならいいの

[00:03:18] このガラスを破って

[00:03:21] ずっと君のそばにいたいよ いたいよ いたいよ

[00:03:27] って心の中で叫んだ

[00:03:33] わかってるから

[00:03:37] 別々の世界で生きてる君にこの声が届かないこと

[00:03:49] あふれ出る涙も

[00:03:54] ゆらゆら溶けて何一つ残らないこと

[00:04:01] それぞれの世界を

[00:04:06] 生きてくために何一つ願わないこと

[00:04:14] 然るべき未来に この身をゆだねて

[00:04:21] ただただ たゆたうこと

[00:04:55] 水色の照明に照らされて