《シャンソン「童話」~陽かげの花に寄せて》歌词

[00:00:00] シャンソン「童話」~陽かげの花に寄せて (民谣《童话》~靠近暗处的花) - 淡谷のり子 (あわや のりこ)

[00:00:15] 词：野上彰

[00:00:31] 曲：團伊玖磨

[00:00:47] あかるい街のかたすみに

[00:00:53] ひとりの娘が往んでいて

[00:01:00] 貧しい暮しをしてました

[00:01:07] 貧しいけれど清らかで

[00:01:14] たとえば朝の虹の雨

[00:01:21] ききょうの花を咲かすよに

[00:01:31] たとえば青い海の色

[00:01:38] その色よりもなお深い

[00:01:44] 緑の瞳は澄みながら

[00:01:51] 娘は大人になりました

[00:01:58] 愛することを知りそめて

[00:02:05] 忘れることも知りながら

[00:02:18] 心の痛手をうけました

[00:02:25] ふと行きずりの若者の

[00:02:32] ほりのある目のほほえみに

[00:02:38] 娘は悲しく待ちました

[00:02:45] せつなく祈って待ちました

[00:02:52] いつかも一度会えるよに

[00:03:33] すみれの花の咲くときの

[00:03:39] かすかな音も聞き分けて

[00:03:46] 風のうまれる笹の葉の

[00:03:53] そよぎも胸にしみました

[00:04:00] 霜夜の花とあおざめて

[00:04:07] 愛して待って死にました

[00:05:11] お墓は海辺のオリーブの

[00:05:18] 静かな木陰にたちました

[00:05:25] 黄色い小鳥がとむらいの

[00:05:32] 歌を唄ってやりました

[00:05:39] 名前も何もわからない

[00:05:46] ひとりの娘のその墓に