《棒状の罪》歌词

[00:00:00] 棒状の罪 - 戸川純 (とがわじゅん)

[00:00:05] 詞：戸川純

[00:00:10] 曲：中原信雄

[00:00:16] パトス滾る貴方が

[00:00:19] 凶器みたいな棒状の罪で

[00:00:28] 私の中で慟哭

[00:00:32] 漆黒の夜が荒波のよう

[00:00:42] 人間であること

[00:00:44] それ自体が罪

[00:00:48] 時のない密室で

[00:00:51] 燃える原罪 温度と湿度

[00:00:58] 従属のスティグマが

[00:01:01] 飲み込む棒状の罪

[00:01:04] 目を閉じて

[00:01:12] 堕落の一途をただ

[00:01:15] 2匹の迷い子のよう

[00:01:17] どこまでも

[00:01:25] 禁断の果実を貪りながら

[00:01:31] 何もない密室で

[00:01:34] 燃える原罪 温度と湿度

[00:01:40] 夜は背徳も美徳も

[00:01:44] 知らない生き物

[00:01:47] もっと餓えて恥知らずの

[00:01:51] 人でなしになるの

[00:01:53] 確かあれはベラスケスの

[00:01:58] 珍しい絵だっったっけ

[00:02:01] ああ 何故か思い出して

[00:02:04] 涙が止まらないの

[00:02:21] パトス放つ貴方の

[00:02:24] 魂みたいな液状の罪で

[00:02:34] 私の中満ち潮

[00:02:37] 群青の夜ゆっくり明けて行く

[00:02:47] 人間であることそれ自体が罪

[00:02:54] 音のない密室に残った原罪

[00:03:00] 温度と湿度

[00:03:03] 夜は道徳や倫理を

[00:03:07] 知らない生き物

[00:03:10] こんな餓えて恥

[00:03:12] 知らずの人でなしになって

[00:03:17] ああ アウグスティヌスの

[00:03:20] 声2人を責めるの

[00:03:24] ああ 飽くことを

[00:03:26] 知らずに罪重ねる二人を