《藍染》歌词

[00:00:02] 藍染 - LACCO TOWER

[00:00:20] 夕暮れに焦げ臭い

[00:00:23] レンガ通りの向こうで

[00:00:27] 立つあなた見てる

[00:00:30] カナカナと鳴く

[00:00:32] ヒグラシが妙に景色を

[00:00:37] 際立たせる

[00:00:39] 髪をまとめてあげた

[00:00:42] 細い首の筋先空が映る

[00:00:49] 好きだとも言えず友達のふりを

[00:00:54] 続ける、僕はゆっくり

[00:00:59] 偶然を装いそばに寄った。

[00:01:05] 藍染をした浴衣がとても

[00:01:10] 綺麗だと嘘をついた。

[00:01:15] あなたを綺麗と言えるはずもなく、

[00:01:20] 戯けておかしい言葉並べた。

[00:01:35] 170を軽く越えた大きな彼が

[00:01:42] 近づいてくる。

[00:01:45] 白樺のように細いその両腕引き寄せ

[00:01:52] 笑いあう

[00:01:54] 内緒にしてたの

[00:01:56] 驚かせようと思って二人が笑う

[00:02:04] まだ付き合いたてだと

[00:02:07] はにかんで俯いたその顔見たとき

[00:02:14] ガラス細工の心は崩れた

[00:02:19] 他の誰かに笑うあなたが

[00:02:24] 恋しくて、愛おしくて、

[00:02:28] 灯りを落とし始めた空が

[00:02:33] 歪んだ顔を隠す

[00:02:46] その黒い髪も

[00:02:48] その白い肌も

[00:02:51] 彼のものなのが

[00:02:53] 未だ嘘のよう

[00:02:56] この胸の目の手の肩の

[00:02:59] 横で笑うはずの

[00:03:01] あなたは消えてく

[00:03:04] 二人が寄り添い歩くから

[00:03:09] 3つの影は2つに変わった

[00:03:15] 今日だってあなたを

[00:03:17] いつだってあなたを

[00:03:20] 心に思い描いてた

[00:03:24] 口に出せればと

[00:03:27] 言えることない

[00:03:29] 想いを飲み込んで

[00:03:35] 藍染をした浴衣がとても

[00:03:39] 綺麗だと嘘をついた。

[00:03:44] あなたを好きと言えるはずもなく、

[00:03:49] この愛はこの藍の夜に染まって行く